ナノポーラス金属の環境感知機能開拓

袴田 昌高
(京都大学大学院 エネルギー科学研究科 エネルギー応用科学専攻 准教授)

2013年5月2日木曜日

修了生訪問と査読

修了生訪問

今週は、研究室を3月に修了し、就職したばかりの新入社員OBが訪問に来てくれました。この時期には毎年のことです。

新人研修中でGWは休みを取れることが多く、それで来てくれるのですが、今年はもう夜勤も含めて現場でガッツリ働いていて来られない子もいるとのことでした。本人は大変なのかもしれませんが、即戦力になっているみたいで何よりです。便りのないのもいい便り。

査読

あと、ジャーナル(学術雑誌)の論文査読を2件。そのうち1件は来年発刊予定の新しいジャーナルです。こういうのは「どんな基準で査読すればよいのかしらん」と、正直、戸惑います。

新しいジャーナルでなくても、普段なじみのない分野からも査読依頼が来ることもあり、これも戸惑います。分野によっては査読する人が足りないんでしょうか?分野が違っていてきちんと査読できない場合はきっぱり断ります。すみません。

前職(産総研)で先輩研究者が「査読依頼が来たらなるべく早く査読結果を返す。自分も早く査読してほしいから」と言っていたのに賛同し、引き受ける場合にはなるべく早く返信するようにしています。

7 件のコメント:

  1. 中原(Japan Prize)です。現在、財団で広報を担当しておりますが、前職はパナソニックで主に海外での営業担当をしておりましたので、学術雑誌や論文の類は全く読んだ記憶さえなかったのですが、さすがに国際科学技術財団では、好む好まざるに関わらず、いろいろな科学技術に関する書籍や論文を読む機会ができました。最初は、独特の表現が多く戸惑いましたが、現在では気にならなくなって来ました。内容は、いくら読んでも解ったような気にはなりますが、明らかに解っていないなあと思います。

    それにしても、本当に多くの分野があり、専門性の高い研究をされている先生の数が多いのにも非常に感動しています。

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  2. 袴田昌高(京大)2013年5月7日 10:49

    コメントありがとうございます。はい、分野がたくさんあるので、習慣的に見るようにしているジャーナルの数もずいぶん増えてきました。多様化した科学の中から、よい研究のタネを見つける、あるいは生み出すことができればと考えています(が、言うは易く行うは難し、です)。

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    1. 中原(Japan Prize)です。一つ質問があります。週間的にご覧になるジャーナルの中で、、
      ①先生が、もっとも長い時間をかけて必ず読むものは?
      ②そのようなジャーナルの中の宣伝で、気になったもの、印象に残っているものは?
      ③そのようなジャーナルの電子版を見ることはないですか?紙版より電子版を、より頻繁に見るような雑誌ってありますか?

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    2. 以下、回答申し上げます。

      ①時間をかけて必ず精読するという雑誌はないです。電子メールでアラート(最新号の掲載論文一覧)が届くので、その中にある論文題目の中で興味があるものをクリックし、さらに興味があれば印刷して読む、といった具合です。
      ②上記アラートメール内の宣伝、あるいはクリックして表示されたウェブサイトの広告で、興味があるものがあればクリックします。
      ③ほとんど電子版で確認しています。(幸いなことに、大学がかなりの電子ジャーナルの購読をカバーしてくれていますので。)ただ、学会の会報は郵送されてくるので、紙版で見ています。

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    3. 袴田さん、ご回答いただきありがとうございました。やはり先生も、電子版派でしたか。電子vs紙という話ではなく、今は両方が渾然一体となっており、それぞれの良いところをユーザーの都合で選んでいるという現状ですよね。。
      より幅広い範囲をカバーする、また情報の伝わり方がよりスピーディーな電子媒体で興味をそそり、電子あるいは紙、テレビなどのメディア、知人友人などからのレコメンドが重なれば、確実に現代人は行動に結びつける、キッカケをつかむことになるんでしょうね。
      言えば簡単なこの合わせ技を無駄なく、やり続けるのが、難しいけどポイントみたいですね。。

      重ね重ねありがとうございました。参考になりました。

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    4. ご参考になれば幸いです。ご記載のように用途に応じて使い分けているというのが実情です。論文はほぼ電子版ですが、紙版の学会会報に掲載されているイベントや講習会情報は依然頼りにしています。

      情報伝達の手段が多様化・高速化していますが(書いていて気づきましたが、ブログもそうですね)、目移りしすぎないように、イイトコドリしたいものです。

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  3. まさにその通りです。”いいとこどり”がキーワードなんです。”いいとこどり”を、あふれる情報の中から行うひとつの方法が検索エンジンなのですが、まだまだ、人間が検索エンジンに合わせさせられていると思います。
    電子ブックを読んでいても、結局その中の体験は、読書と変わらないわけで、読んだ内容の中から、”いいとこどり”や、”いいとこ溜め”をできる様にならないか?と思います。そうすれば、僕なんかは、紙の本は、ほとんど読まなくなるのではないか?と思います。

    中原でした。

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